お正月と言えば食べたくなるのが郷土のお雑煮。
お雑煮は各地域によって本当に様々で面白いですよね。
筆者は福岡出身、札幌在住。
お正月になるたびに嘆くことがあります。
地元の味のお雑煮を食べたいのに
かつお菜が手に入らない~~!!
お雑煮を食べたいのに『かつお菜』が手に入らなくて悶々としている福岡出身の皆さん!
『かつお菜』を使えなくても郷土の味を再現できる方法を見つけましたよ!
この記事はこんな方に向けて書いています。 ・かつお菜が入手できない ・福岡のお雑煮が食べたい ・代用お雑煮の作り方を知りたい
要するに、『かつお菜が入手できず博多雑煮を作れなくて困っている』という方に向けて書いています。
かつお菜とは
かつお菜は、古くから九州北部で栽培されている伝統野菜です。
旨味が強く、漢字で書くと「勝男菜」と書くことから、縁起のよい野菜とされています。
主に福岡県で作られ、近隣地域では親しまれています。
諸説ありますが、煮込むとかつおだしのような旨味が出るのが特徴で、これが名前の由来という説もあるほど、旨味が出る野菜です。
北海道で「かつお菜」と言うと、全員が「???」という顔をします。
知識豊富なお婆ちゃんでさえ初耳でした。
福岡を離れても物産展などで手に入る物もありますが、かつお菜は本当に出回りません。
ときどき無性に恋しくなります。
ちなみにネットでは買えるみたい。だいぶん割高だけどいざとなったら。
材料<かつお菜がない時の味再現お雑煮>(2人前)
- かつおぶし…1パック
- 水…800cc
- 白だし…大さじ2
- 醤油…大さじ1
- ちぢみほうれん草…2束程度
- 干し椎茸…お好きな量
- かまぼこ…半分くらい
- 鶏モモ肉…お好きな量
- 焼き餅…6個程度(好きなだけ)
ちょっと面倒ではありますが、
かつお菜の旨味を再現するためにかつお節で出汁をとります。
葉の厚みがあるこまつ菜の触感に似た野菜を探していると
スーパーでちぢみほうれん草が目に飛び込みました。
ちぢれ具合がかつお菜に似ている…
厚みを考えると小松菜かな…とも考えましたが、今回はこのちぢみほうれん草でやってみました。
ちぢみほうれん草がない場合はご自身の好みで野菜をチョイスしてください。
風味はかつお節でカバーするので触感重視で選んでOK。
<かつお菜代用野菜例> ・ちぢみほうれん草 ・ほうれん草 ・小松菜 ・白菜
作り方
① ちぢみほうれん草を別の鍋でゆでておく。
最後に煮込むので軽く茹でてえぐみがなくなればOK
②鍋に水800ccとかつお節をいれ、出汁を取る。
出汁の取り方はデリッシュキッチンさんの動画を参考にさせていただきました。
ざるとキッチンペーパーでこしてこんな感じ♪
③ かつお節を取り除いた出汁を鍋にいれ、
干ししいたけ・かまぼこ・鶏モモ肉・白だし・醤油をいれて煮込む。
調味料は味見をしながらお好みで調節してください。
④ 鶏モモ肉が煮えてきたら、別茹でしておいたちぢみほうれん草をいて、一旦火を止める。
⑤ お餅を焼く
膨らんで表面がぱりっと香ばしくなるまで焼く。
この焼き目が香ばしいおいしさになるのでここは省略せずに焼き目がつくのを待ってください。
丸餅がなかったのでいただいた角餅で♪
魚焼きグリルで4~5分焼くと良い感じです。
(ま、ちょっと焦げたけどなw)←中火5分
中火で5分だとこのくらいに焦げるので
中火4分or弱火5分が良い具合かな。
⑥ お餅を鍋にいれて、少し煮込む。
お餅のぱりぱりした焦げ目がとろんっとしたら完成☆
おこげがとろっとしたとこが香ばしくて味のアクセントになります(*´ω`)
(焦がしすぎ注意)
このレシピのポイント
- かつお節の出汁でかつお菜の風味を再現
- 触感の似た葉物野菜を探す
- お餅はしっかり焼けるまで待つ
これでかつお菜がなくても福岡のお雑煮が味わえる♪
郷土の味が恋しくなった福岡出身のみなさん、ぜひお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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