この記事では、朝の家事を少し楽にする方法をご紹介します。
こんにちは、すぅ子です。(プロフィールはこちら)
3児のママで、育休に入るまではフルタイム勤務のワーママでした。
結論を言いますと、ルーティンボードを作って名もなき家事を可視化することをおすすめします。
100均グッズ(ホワイトボード、マグネットシート、油性ペン)で繰り返し使えるモーニングルーティンボードが作れますので、当記事では作り方もご紹介します。
モーニングルーティンとは
簡単に言うと、「朝の習慣」です。
この言葉は学生・会社員等様々な人がそれぞれに習慣があると思いますが、
本記事ではママに焦点を当てています。
なので、当記事では「ママが朝にする子育て・家事の決まった作業」のことについて触れていきます。
そもそも何の為にしているの?プラスの目的があると気持ちは一気に楽になる
「守り」の家事に肯定的なイメージを持てるようになったきっかけを2つをご紹介します。
①羽生結弦さんの会見
「大変なんですよ。守るって。だって家族を守ることだって大変だと思いますし、何かしらの犠牲だったり時間が必要だったりもしますし、だから、何ひとつ挑戦じゃないことなんて存在していないんじゃないかな。」(引用:NHK/【会見全文】フィギュア羽生結弦“誇りを持って胸を張って”)
②日本生命CM
「大切な人との時間が続いていくなら、それはなんて守りがいのある未来だろう」(引用:日本生命CMより)
筆者はこの羽生さんの会見と日本生命のCMのおかげで、
「生活を守る」ことをとても肯定的に捉えられるようになりました。
モーニングルーティンを自分を犠牲にする時間ととらえるか、
家族との生活を守る為の時間ととらえるかで大きく印象は変わってきます。
大切な時間だと思えると、少しやりがいを感じられますし、やり終えた後に達成感があって気持ちが良いと思えるようになりました。
朝の家事に悩みまくった末に誕生したルーティンボード
家事に圧迫されていつもイライラしていた子育て
筆者が一番悩まされたのは、第二子が生まれた頃です。
次男が生まれた時、長男はまだ1歳8か月。保育園は待機児童のままで入園できず、子ども2人を育てながら家事をすることをとても大変に感じていました。
夫は2週間~1ヶ月の長期出張が多く、実家も遠いのでなかなか気軽に助けを求められずあっぷあっぷ。
筆者の場合、子育てが辛いというよりも、「家事を同時並行すること」に大変さを感じていました。
「あれやって~、次はこれして~…ぁあ、皿洗ってないからお皿がない!あああ皿片付けてないからお皿洗っても置く場所がない~~」「もう家事いや!!」
という悪循環の日々。
そんな中子どもは愚図る。「もういや~!」とギリギリの状態。
メディアでも名もなき家事で心身が壊れることが話題になりました。
▶『「名もなき家事」で心身が壊れる前にすべきこと』(出典:東洋経済ONLINEより)
ルーティンボードの誕生
2人育児が始まった当時、何をすれば家事が終わるかを一回一回書き出してTo Doリストを作っていました。
あれれ?やること決まってるのにいちいちリスト書き出すって時間が無駄じゃない?
と気づいてから重い腰を上げて繰り返し使えるリストをマグネットボードで作りました。
こうして誕生したのがモーニングルーティンボード。
このボード、仕事復帰してからも3人目が生まれてからも役に立っています。
適当に作ったけどすごく役に立ってるから、幅の広さ統一してもっと綺麗に作っておけばよかったと後悔しています。(それでも作り直さないズボラ主婦)
最初のステップ!名もなき家事を知ろう
「料理」「皿洗い」「掃除」「選択」等の大分類の家事ではなく、細かく単語が存在しない家事のこと。
例えば、「消耗品のつめかえ」「食器を棚に戻る」「掃除機のごみをとる」等。
だいたいの家事はどの家庭でも似通っていると思いますが、
細かいことは各家庭によって違ってくると思います。
なので、まずは自分の家で必要な、無意識にやっている名もなき家事を知ることから始めましょう。
例えば、次のようなもの。
- 消耗品の詰め替え
- キッチンシンクの掃除
- メニューを考える
- 洗った食器を元に戻す
- 体温管理
- 食べこぼしを拾う・拭く
- 洗濯物を下げる
- 洗濯物をそれぞれの服に仕分ける
- 洗濯物を畳んでタンスに入れる
- ゴミをまとめる
- 食べ残しにラップする
などなど、挙げればキリがない程にたくさんありますよね。
ルーティンボードを作って名もなき家事を見える化
このように、名もなき家事を書き出したボードを作っておくと、「やることいっぱい、次なんだっけ」とならずにテキパキとこなしやすくなります。
見える化するメリット
◎ するべきことを書きだす時間の省略
◎ ゴールが明確
◎ 夫や他の人にお願いしやすい
◎ 家事分担がしやすい
やることが一目瞭然なので、自分にとっても、分担する夫にとってもわかりやすいです。
To Do リストを作る手間が省略される
毎日必ずすることなので、一回一回リストアップしてると時間がもったいない。
マグネットボードなら、繰り返し使えます。
ゴールが明確になる
何をすれば朝の家事が終わるか、ゴールが明確。
終わりがわかっていると、やる気も出ます。
夫にお願いしやすい
「家事やっといて!」だけだと、伝わらないんですよね。
それは、きっと逆の立場で他の事を言われてもそうだからお互い様なんですよね。
「名もなき家事」なんて、名前すらないんですから、もしも普段ママがメインで家事をしているのでしたらやっていること自体知らないと思います。
このリストを作っておけば、夫に家事を頼むときに何をすれば良いのか一目瞭然!
仕事復帰した時の家事分担がしやすい
ボードで可視化されていることで、どちらにどれくらいの負担があるか、見てわかります。
仕事量との調整もしやすいです。
材料と作り方
材料
材料は全て100均でそろいます。
必須な物は3点、あると尚良いものが2点です。
\ 必須 /
ホワイトボード
白のマグネットシート
油性ペン
\ あると尚良い /
マスキングテープ
ポイントシール
作り方
①ホワイトボードを2分割する。
マスキングテープがあればマスキングテープを縦に貼り、なければ油性ペンで縦線を引く。
「左:これからする家事」「右:終わった家事」に分ける。
②マグネットシートを切り、必要な家事を書き出す。
筆者はO型人間なので細かい細さや長さが気になりませんが、
幅と長さを同じにして切った方が見栄え良く綺麗になります。
③ポイントシールで自分にわかる目印をつける
筆者の場合は
「緑→前日夜でもできる家事」
「ピンク→毎日やらなくても良い家事」
に分けました。
前日夜に終わっていると楽になるので、仕事や外出の予定がある前日に何をすればスムーズに朝動けるかわかるので、色分けはおすすめです!
完成★
補足
まとめ
名もなき家事を可視化してモーニングルーティンボードを作るメリットはたくさんあります。
メリット
◎ するべきことを書きだす時間の省略
◎ ゴールが明確
◎ 夫や他の人にお願いしやすい
◎ 家事分担がしやすい
家事のモーニングルーティンは確かに時間が犠牲になります。
その一方で、「今日も家族の生活を守っている」ことに確実に繋がっています。
やるべきことが可視化できると、逆に「手を抜いても大丈夫」な家事もわかってきます。
少しでも家事が楽になるように、取り入れてみてはいかがでしょうか。