塩麹とは
塩麴は、水と米麴、塩で作られる調味料
塩麹の「身体への効能」
✓疲労感をやわらげる(エネルギー代謝を助ける)
✓肌の健康維持に役立つ
✓腸内環境を整える
✓免疫を高める
✓消化吸収を助ける
<具体的には下記のような効能>
✓ドロドロ血液を改善して血圧を下げる
✓動脈硬化などの生活習慣病を予防
✓コレステロールや中性脂肪を抑えることでむくみや生活習慣病を予防
✓脳を活性化させて認知症を予防
✓心身の疲労回復・免疫力アップ
✓心身をリラックスさせ、ストレスの解消・快眠促進
✓肌を保湿
✓メラニン生成を抑制し美肌促進
<メモ>
ビタミンB1もある。ビタミンB1は人間の体内でエネルギー代謝にかかわる栄養素。
糖質を効率的にエネルギーへと変換するはたらきがあります。
ビタミンB1が不足するとエネルギーが効率的に作られないため、疲労感を感じることも。
肌の健康維持に役立つ(たんぱく質の代謝を助ける)
善玉菌が悪玉菌より多いとき、腸内環境は整っている状態。塩麴は、善玉菌のエサとなるオリゴ糖を生成する酵素をもっているので、継続的に摂ると腸内環境を整えることができる。
人間の免疫細胞の約7割は腸に存在し、口から食べ物と一緒に侵入してきた細菌やウィルスから体を守る役割をしています。腸内の免疫細胞は、腸内環境を良好にすることで強化が可能。塩麴が作るオリゴ糖は善玉菌のエサとしてはたらき、腸内環境を整えます。善玉菌を含む食品と塩麴を一緒に摂ることで、さらに免疫力を高めることができますよ。
塩麹の「料理へのメリット」
✓食材の旨味アップ
✓食材を柔らかくする
✓塩の代用として使える
肉や魚を塩麹に漬けると、たんぱく質がプロテアーゼによってアミノ酸へ分解されます。このはたらきによって食材のうま味が増し、やわらかい仕上がりに。
塩麹の「ダイエット効果」
✓脂肪が蓄積しにくくなる(必須アミノ酸)
✓整腸効果でお通じスムーズ
つまり、体にくる脂肪を防御し、排泄もする。
(増加予防&出す)
攻防ともに効果あり。
発酵食品の塩麴は、食べたものをエネルギーに変えるはたらきを促すビタミンB群や、体に脂肪が蓄積しにくくなる作用を持つ必須アミノ酸を多く含みます。さらに、善玉菌のエサとなるオリゴ糖を作り、増殖をサポートすることで腸内環境を整える作用も。腸内環境を正常に保つことでお通じがスムーズになり、ダイエットに繋がります。
塩麹の「加熱」ではたらきはどうなる?
温度が60℃以上になると酵素は壊れ、はたらきを失う。
塩麹は加熱に弱い。
塩麴に含まれるたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)がもっともはたらくのは、30~50℃前後です。温度が60℃以上になると酵素は壊れ、はたらきを失います。酵素にとっての適温で食材を漬け込むようにしましょう。
塩麴が作り出すビタミンB1は加熱に弱い性質があります。加熱をしないで食べられるサラダや刺身にかけると、栄養を損なわずに摂取することができます。
塩麹の塩分に注意
塩麹を摂りすぎるとむくむ。
塩麴大さじ1杯(約15g)の塩分量は1.4gなので、食べすぎるとすぐに一日の目標量を超えてしまいます。塩分の摂り過ぎはむくみに繋がることがあるので、気を付けながら活用しましょう。
塩麹活用おすすめレシピ
塩麹でナムル
塩麹で塩もみ
塩の代わりとして使えるので、どんな料理にも合わせることができます。
麹の消化酵素
麹の出す消化酵素にはとてもたくさんの種類があるのです。
現在注目されているのは、その中でも、三大消化酵素と呼ばれるもの。
- アミラーゼ…でんぷんを糖に分解して甘みを出す
- プロテアーゼ…たんぱく質をアミノ酸に分解してうまみを出す
- リパーゼ…脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解してさっぱりさせる
これらの消化酵素の働きにより、塩麹に漬けた肉や魚は柔らかくなるし、野菜も味が染み込んでうまみが増すのです。(ママ引用 https://taberugo.net/893)